こんにちは!
ブログ管理者のへそごり(@heso_life_hokkaido)です!!
今回注目していくのは木造住宅なら避けられないシロアリの食害についてです!!
実はシロアリが食べるのは木だけではないんです…
スウェーデンハウスの防蟻(ぼうぎ)
スウェーデンハウスは平均樹齢80年のスウェーデンから輸入している木を使用していますがそんな木でも何も対策をしないとシロアリによる食害に遭ってしまいます。
日本国内ではシロアリ対策は当たり前にされていますが一般的に日本で行われている防蟻は数年毎に防蟻工事が必要です。
十分な防蟻をする場合にはオプション費用が発生する建築会社もあるみたいです。
ですが、スウェーデンハウスでは世界的には主流の防蟻方法を行なっています。
グローバルスタンダードのホウ酸
一般的には塗布処理が主流になっていることが多いそうです。
要は表面に薬剤を散布するだけですね。
スウェーデンハウスでは世界では当たり前のホウ酸を使用しています。
なぜホウ酸が選ばれるのか
ホウ酸は人体にはもちろん環境にも優しいのです。
それを証明できるのがヴァイオリンが有名だと思われます。
ストラディバリウスという名器をご存知でしょうか?
これは今から約300年前に製造されたものです。
なぜヴァイオリンを例に出したかですが、ヴァイオリンは顔の真横で弾く楽器ですよね?
そんなものに使用されるものが人体に影響を与える薬剤を使用するでしょうか?
ホウ酸を食べたことはないですが世界的にも有名な楽器に使用されており300年もの間朽ちることなく現在も存在しているのです。
人体に無害とされているホウ酸は赤ちゃんがいる家庭でも安心できるのです。

木材腐朽菌にも有効性を発揮する
ホウ酸が防蟻に使用される理由と根拠は説明しましたが、ホウ酸の凄さは防蟻だけではありません。
木材腐朽菌にも絶大な効果を発揮するのです。
木をダメにするのはシロアリだけでなく菌もあるのです。
木材腐朽菌は私たちが食べるキノコも分類されます。
ホウ酸の耐用年数
一般的な防蟻対策とされている薬品散布では長くても5年ほどで効果がなくなって再施工、工事が必要です。
ホウ酸の場合は無機物で自然に分解されないとされています。
要は半永久的に効果が持続するということです。
ですので一度施行されたホウ酸は基本的には再施行することがないと言えますね。
加圧注入防腐、防蟻処理
加圧注入処理とは大きな入れ物に木材を入れてその中にホウ酸などの薬剤も入れ圧力を調整しながら浸透させる方法です。
木材の中、組織へ深く定着するためスウェーデンハウス公式ページでは90年以上の効果があると掲載されております。
https://www.swedenhouse.co.jp/technology/endurance/
参考リンク
この施行は防蟻再処理ができない土台や床根太、胴縁などにされております。
断熱材へのシロアリ対応
実は木材ではないですがシロアリは断熱材も食べます。
発砲プラスチック系断熱材(硬質ウレタンフォーム、押出し法ポリスチレンフォーム等)は食害の被害により断熱効果が低下する可能性が大きくあります。
ですがスウェーデンハウスで使用されている断熱材はグラスウールを使用しており、シロアリが通る後はありますが食害に遭うことはなかったそうです。
実際に北海道のモデルハウスが解体されたときに出てきた断熱材が旭川の住宅展示場にあります。
湿気が発生しなかったためカビることもなく、シロアリの食害も一切無かったです。
定かではないですが前のモデルハウスは15年程度年数が経過していたはずです。
もちろん断熱材ですのでメンテナンスの仕様がないですし、既に取り壊すことが決まった時に壁をくり抜いて断熱材を見ることが出来る様にしていたはずです。
土壌への対策
シロアリは湿気が多い地面からの侵入が多いです。
そのため万が一の備えとして防蟻剤で防蟻処理をしているそうです。
ここは10年の保証があり、スウェーデンハウス独自の50年間定期点検無料の「ヒュースドクトル50」というサービスがありますので10年毎に点検をしてくれます。
ここで散々押してきたホウ酸はどうしたのか?お思われる方いると思います。
なぜホウ酸ではないのか次で説明します。
地盤面でのホウ酸
実はホウ酸は水にとても溶けやすいデメリットを持ちます。
ですので地盤面での使用は不適切と考えられます。
木材の含水率がとても低いスウェーデンハウスは木材に対して加圧注入でホウ酸の使用をしているのはそのためです。
まとめ
スウェーデンハウスのシロアリ対策いかがでしたでしょうか?
日本の住宅メーカーでは珍しいホウ酸を使用し、なぜホウ酸が選ばれているのかお分かりいただけたでしょうか?
このほかにもスウェーデンハウスは家に対しての愛着を持たせてくれるサービスを多く提供してくれています。
坪単価が高いと思われがちなスウェーデンハウスですが初期投資が少し高く、ランニングコストはメンテナンスをしっかりしていればそれほど高くなりません。
そしてシロアリ対策は日本でとても重要な地震への対策でもあります。
東日本大震災で倒壊した多くの家屋は食害を受けておりました。
家の見えないところへの対策をしっかりしている建築会社を選ぶことは自分の家族を守ることにもつながりますね。
今回はここまで!!
次回の更新をお待ちくださいませ〜(^^)/~~~
コメント